困ったらスピナーベイトがおすすめ。釣れるアイテムのご紹介

バス釣り・釣り

初めて見た時「このルアー本当に釣れるの?」と思ったものです。
でも私がバス釣り初心者時代、訳も分からず購入したルアーであり、
初めてブラックバスを釣り上げたルアーが、これからご紹介する「スピナーベイト」なのです。

私が思うスピナーベイトの魅力は、岸際等にルアーを平行にリトリーブ(ラインを巻き取ること)すると、ガツンと食い気のあるバスが食らいついてくる。その瞬間がたまらなくいいんです。爽快です。

このスピナーベイト、昔から“釣れるルアー”としての代表格です。
このブログでは主にスピナーベイトの特長・種類・選び方・基本的な使い方等についてお伝え致します。

この記事の内容と得られる情報
①スピナーベイトがどの様なルアーかがわかる
スピナーベイトの特長がわかる

スピナーベイトのお勧めがわかる

おすすめスピナーベイト

それでは早速ですが、お勧めのスピナーベイトをご紹介致しましょう。

あなたが初心者なら、タンデムウィローで3/8オンス(10.5g)を選んで下さい。
メーカーは問いません。理由は有名メーカーならどれを選んでもハズレがないからです。

ブレードの色は初めの1つ目なら金色にして下さい。
濁りが入っているときに少しだけ有利かもしれないと言われています。(銀色がダメな訳ではない)

カラーは好きな物でいいと思っていますが、濁りに対応したいときはナチュラル系。
活性があがっているときは派手目の色。
と言われます。

結論から言いますと、それぞれのシーンごとにスピナーベイトが数種類あれば言うことなしですが、一つのルアーをプロでもないのに数多くそろえることができないと思いますので、

あまり細かく考えずに少しずつ揃えていけばと思います。

それではここで各メーカーの代表的なスピナーベイトをご紹介しましょう。
基本はタンデムウィローで3/8オンスをまず選んでください。

  • OSPハイピッチャー
  • ノリーズクリスタルS
  • エバーグリーン Dゾーン
  • ジャッカル ドーン
  • メガバスSV-3
  • ダイワ スティーズスピナーベイト
  • エバーグリーン(EVERGREEN) SRミニ

スピナーベイトに関しては、状況やエリアに応じてアプローチを調整することが大切です。
練習と経験を積んで、スピナーベイトを効果的に使用する技術を磨いていくことをお勧めします。

それではスピナーベイトについて詳しく見ていきましょう。

スピナーベイトはどんなルアー?

スピナーベイトは魚のようなヘッドとヒラヒラのスカートとキラキラのブレードがあります。

  • ヘッドはウエイト(重り)であり、ブレードとのバランスをとる上で非常に重要な部分
  • スカート部分は魚に捕食意欲わかせるアピール部分の一つ。
  • ブレードは波動や振動を発生し、ルアーの動きやバスへのアピールに効果的。

この3つの特長がうまく調和して昔から釣れるルアーの1つとなっています。

スピナーベイトの選び方

では実際購入する際、何を基準に選べばいいのでしょうか?

大きくは
ウエイト(重さ)で選ぶ方法とブレードで選ぶ方法があります。
順に見ていきましょう。

スピナーベイト。重さで選ぶ

スピナーベイトには主に1/4オンス(7g)・3/8オンス(10.5g)・1/2オンス(14g)・ 5/8オンス(18g)・1オンス(28g) などのウエイト(重さ)があります。

当たり前ですが軽ければあまり沈まず、重ければ沈む。
狙うフィールド(場所)が浅ければ軽め、深ければ重めとなります。

大まかな選び方ですが、だいたい野池・湖等水深1m前後の場所なら3/8オンス。
岸際からすぐに深くなる場所、湖(水深があるところ)・リザーバー(人工池やため池等)などでは1/2オンス。これ位がいいとされています。


もちろん他のウエイトが必要ないという訳ではありません。
言い方を変えますと、スピナーベイトは欲しいがどれを買えばいいのか?と悩んでいる方には3/8オンス(10.5g)・1/2オンス(14g)がお勧めですね。

とりあえず1つだけを購入する場合は自分がよくいくフィールド(釣り場所)が浅いか深いかを思い出し、その形状にあったスピナーベイトを選びましょう。

個人的には1つ選ぶなら3/8オンス(10.5g)です。

スピナーベイト。ブレイドで選ぶ

次にウエイト(重さ)が決まったら次にブレードですね。

主なスピナーベイトには

  • タンデムウィロー
  • ダブルコロラド
  • ダブルウィロー
  • シングル(ウィロー・コロラド)  があります。

このブレードによりスピナーベイトの速度やアピール度が変わります。
では順に見ていきましょう。

スピナーベイト「タンデムウィロー」

★タンデムウィロー
このブレードは前にコロラドブレード。後ろにウィローリーフブレードを装着。
コロラドブレードは開き気味に回転し波動を発生させ、スローに引きやすくなる効果があります。

そして後ろのウィローリーフブレードはフラッシングを重視。
フラッシングとはルアーが光を反射しこれによって魚にアピールすることです。

バランスのとれたスピナーベイトと言えるでしょう。

スピナーベイト「ダブルコロラド」

★ダブルコロラド
このブレードは強力な波動を生むブレードです。
それが2枚あることにより、同じウエイト(重さ)のタンデムウィローやダブルウィローより、
スローに一定レンジ(水深)をキープしてリールを巻くことができます。

スピナーベイト「ダブルウィロー」

★ダブルウィロー
このブレードは大きめのウィローリーフブレードが2枚ついているので、ベイトフィッシュの集団を演出。波動はこの3つの中で一番弱いですが、キラキラ感が最も大きいのでアピール力は他のスピナーベイトより絶大です。

スピナーベイト「シングル(ウィロー・コロラド)」

★シングル(ウィロー・コロラド)
先程ご紹介した3つのスピナーベイトはどれもブレードが2つ付きでしたが、1つのみのシングルブレードのスピナーベイトもあります。

シングルウィローは速く引くことができ、ゴミ等がからみにくい特徴があります。
そしてシングルコロラドは振動が強く冬に効果ありとされています。

スピナーベイトの選び方が理解できたところで、スピナーベイトには重さの違いと年間パターンがります。下記記事をご参考にして下さい。

スピナーベイト おすすめ タックル

まずスピナーベイトはベイトリールが基本です。スピニングリールは不向きです。(但し、スピニングリールでも使用できる小さく軽いスピナーベイトなら可能です)
➡JACKALL(ジャッカル) スピナーベイト デラスピン 1/8oz (3.5g)ファイヤーディップetc

ロッド(竿)はあまり硬すぎたり、高反発なもの。逆に柔らかすぎるものは避けた方が無難です。
ライン(糸)はフロロカーボンの16ポンド~14ポンドを推奨します。

それではスピナーベイトをキャスト(投げる)するときにお勧めのタックルを具体的にご紹介します。

まずはこれ「ロッド」

私の経験上、色々と勧められても結局選ぶときに迷ってしまい、わからなくなるので、
“まずはこのタックルを使って”と言われた方がわかりやすいのでご紹介します。
(できるだけ選択肢を少なくしています)

もちろんこの組み合わせ以外にたくさんあると思いますが、これからバス釣りを始めるアングラーの皆様はここからスタートしてください。そして知識と経験を積んでから次のステップにお進み下さい。

*ロッド(代表的なメーカーの2点をお勧めしています)
シマノ:ゾディアス1610M(2ピースモデル)
ダイワ:リベリオン1610MRB or 166M

まずはこれ「リール」

次にリールです。高価なリールはとても使い勝手はいいのですが、やはり高いです。
あまり経験が無いのであれば、ゆくゆくのお楽しみみとっておくのも一つの考え方です。

それに経験があまり無い状態で高価な道具を使うと、直ぐに傷が付いたりしてとてももったいないです。やはり初めは抑えて購入しましょう。

*リール: (代表的なメーカーの2点をお勧めしています)

シマノ:メタニュウムMGL HG
ダイワ: タトゥーラSVTW1035H

初めは同じメーカー同士のペアー購入をお勧め致します。

まずはこれ「ライン」

ラインはあまり安いものはやめた方がいいですね。これは素直な感想です。
理由はラインがすぐにぐしゃぐしゃになる可能性が高いからです。

技術がともなっている方は上手に、クラッシュしないようにキャストできますが、
初心者の方は釣りをする時、色々と吸収する場合が多いので、なかなか「クラッシュしないように」
が上手にできません。

そして直ぐにラインがクラッシュし、直すのに時間が掛かり、結局釣りをする時間が短くなる可能性が高いと思います。できるだけいいラインを購入して下さい。

*ライン:シーガーR18フロロリミテッド(まずは16ポンドで)

スピナーベイトの付け方

ワイヤーのくぼんだ部分に直接結んでください。
結び方はユニノットでしっかりと結んでください。(別の結び方でももちろん可能)

スピナーベイトに限らずハードルアーに糸を結ぶとき「スナップ」は使ってもいいのか?
という声を聴きます。

プロ曰く「ルアーの動きを正確には出すにはスナップを使わない」だそうです。
私は基本スナップを使わず、ルアーに直接結びますが、色々と面倒な時はスナップを使用します。
まあ、ケースバイケースですね。

スピナーベイト。キャスト時の考え方

基本的にはキャスト(投げる)してリトリーブ(巻く)の繰り返しですが、巻き方に変化を加えると、さまざまなレンジ(深さ)を探ることができます。

例えば同じウエイト(重さ)のスピナーベイトでも速く巻くのと遅く巻くのではそれぞれ水深の軌道が変わるので、ブラックバスが浅いとこにいると思ったら、あまり沈まない程度の速さで巻き、少し深めを探りたいならその速さを基準にして遅めに巻くと沈んでくれます。

これはスピナーベイトを何回も投げないと感覚がつかめませんので、実際にキャストして実感してください。それではスピナーベイト、キャストのテクニックについてお伝えします。

キャストのテクニック

キャストのテクニック
スピナーベイトをキャストする際、まずは以下の手順に沿ってキャストしてみて下さい。

スピナーベイトキャストの手順

*ロッドを後方に引いてバックキャストを行います。
*バックキャスト中に、リールのハンドルを巻いてラインを引きます。

*バックキャストがピークに達したら、前方に力強くロッドを振り、スピナーベイトを目標地点に向けてリリースします。

*スピナーベイトが水に着水したら、ラインを巻き始めてリールのハンドルをクランクして、ルアーを引き寄せます。

テクニックというより、投げ方の基本のような動作ですね。
プロの動画を見て、この文言を合わせていくと理解が深まりますよ。

また、スピナーベイトは陸っぱり(岸から釣りをすること)でキャストする場合、あまり同じ場所で同じコースを何回も何回もキャストしても釣れないと言われます。

ですから2~3回キャストしたらそのコースはやめて、別のコースにキャストするか、別の場所に移動する方が釣れる確率があがりますのでお試しください。

そしてキャストする場所「ターゲットエリア」の選択もとても大切な要素です。

ターゲットエリアの選択

ターゲットエリア
スピナーベイトは主に水面から中層の魚を狙うためのルアーです。

当然ですがウィード・立木・岸辺の構造物など、魚の潜む場所に向けてキャストすると効果的です。
また、流れのある場所でも使用することがあります。

フッキング

スピナーベイトで魚をフッキングさせるためには、魚がアタックするまでルアーアクションが必要です。魚がアタックしたら、しっかりと合わせてフッキングを成功させます。

私の経験ではスピナーベイトは、アタックしてくるときは高確率で「ガツン」きますので、
フッキング率は高いですね。

フッキングも反応が合ったらロッドを合わせる様な、自然体で臨んでください。
何回か経験すれば何となく分かってくると思います。

スピナーベイトのメリット

バス釣りにはスピナーベイトがおすすめであることをお伝えしましたが、一体メリットは何なのでしょうか。まとめてみました。

■視覚と振動でアピール: ブレードの反射と振動で広範囲に魚を引き寄せることができます。
使いやすさ: 初心者でも簡単に使え、さまざまな状況で効果を発揮します。
障害物回避能力: スピナーベイトの形状とワイヤーアームにより、障害物をかわしやすく、根掛かりしにくいです。

この様なメリットがありますので、積極的に使用して下さい。

まとめ

スピナーベイトはアピール力が圧倒的にあり、根がかりが非常に少ないルアーです。

これから色々なハードルアーを購入する予定のある方は、まず初めにスピナーベイトを購入することをお勧めします。そして購入したらできるだけ多くキャストしてください。

必ず渾身の1匹が釣れるはずです。(約束はしませんが(笑))
スピナーベイトは本当によく釣れるルアーの一つです。

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