家族でキャンプを始めたいけれど、「どんなテントを選べばいいの?」と悩んでいませんか?
ファミリーテントはサイズや形、設営のしやすさ、耐久性など、考えるポイントが多くて迷いがちです。
この記事では、初心者でも失敗しないファミリーテントの選び方を、写真や実体験を交えながらわかりやすく解説します。
最後には、実際に人気の高いおすすめモデル記事へのリンクもご紹介しています。
家族みんなが「また行きたい」と思えるキャンプを実現するために、まずはテント選びから正しく始めましょう。
この記事を読んでほしい方
■これからキャンプを始めたい初心者で、「ドーム型テントって何?」など基礎から知りたい方
■主にファミリーキャンプ用に「扱いやすいテント」を探している方
■ドーム型・2ルーム・トンネル型テントなどの違いを比較して検討したい方
ファミリーテントはどう選ぶ?まず押さえるポイント3つ

「キャンプにチャレンジしたい」と思ったら、まず最初に選ぶべきものはやはり「テント」です。
ワクワクしながら選ぶのですが、色々な形があるので、一体どの様なテントを選べばいいのだろうか?と疑問も湧いてきます。そこで、あなたにピッタリのテントを選ぶためのコツを解説します。
何人で使う?+荷物量を合わせて考える
まずは何人用のテントがいいのか?ですが、販売しているテントの定員表記は、あくまで「大人が寝るだけ」の目安です。例えば「4人用テント」は、実際には大人2人+子ども1〜2人でいっぱいになることもあります。
荷物や快適な空間を考えるなら、実際の人数より1〜2人分大きめを選ぶのがポイントです。
家族4人だから4人用を選ぶと実際は荷物などをテント内に置いたりするので狭いです。
私の経験からすると家族4人なら6人用を選ぶのが理想です。
キャンプスタイル(オートキャンプ or フリーサイト)
オートキャンプ場で車のすぐ横に設営できるなら大きめの2ルームタイプもおすすめ。
一方、フリーサイト等、荷物を運ぶ距離があるサイトなら、軽量なドーム型やトンネル型が扱いやすいです。「どんな場所で」「どんな頻度で」キャンプをするかを想定して選びましょう。
簡単な目安として、1泊2日なら設営が簡単なテントを、2泊3日以上ならどれを選んでもいいかと思います。
テントを設営した方ならわかりますが、どのテントでも基本は面倒であるということは念頭におきながら、それも込みでキャンプを楽しむ姿勢が大切かと思います。
設営のしやすさ(初心者は最重要)
ファミリーキャンプは荷物が多くなりがち。
設営に時間がかかると、それだけで疲れてしまうことも。
初心者ならワンタッチ構造や自立型フレームなど、設営の手間が少ないタイプを選ぶと安心です。
【スタイル別】ファミリーテントの種類を徹底解説
さあ、ここからは実際のテントの種類と特長を知って頂きましょう。
知ることによって自分のキャンプスタイルが決まると言っても過言ではありません。
とは言っても難しく考えることはありませんので、参考にして下さい。
- ドーム型テント|軽くて設営しやすい定番タイプ
- 2ルームテント|寝室+リビングで家族に人気
- トンネル型テント|広々空間で快適キャンプ
- ロッジ型テント|クラッシックスタイルで楽しむキャンプ
- ワンポール型テント|おしゃれキャンプ派に人気
順に見て行きましょう。
ドーム型テント|初心者に最も扱いやすい

最も一般的な形状で、価格も手頃。
初心者キャンパーが最初に選ぶならまずドーム型がおすすめです。
ただしリビングスペースが狭いため、タープとの併用が前提になります。
🏕 ドーム型テントの定義
2本以上のポールを交差させて自立する半球状のテント構造。上から見ると「×」に交差したフレームが生地を支え、
下から見ると“ドーム(半球)”のような形をしていることからこの名が付きました。つまり、ポールが交差して自立する構造であれば、基本的に「ドーム型」と呼ばれます。
🟢 ドーム型テントのメリット
✅ 1. 設営が簡単で初心者でも扱いやすい
クロスする2本のポールを立てるだけで形ができるため、構造がシンプルで設営が早いのが最大の特徴です。慣れれば15分以内に完成することもあり、初めての家族キャンプにも最適です。
2本のポールをクロスしてテントに通すと、とりあえずドーム型のテントがその風貌を見せてくれます。初めてのドームテントの設営時時は、それが感動しましたね。
✅ 2. 価格が比較的リーズナブル
同じ広さの2ルームやトンネル型に比べて価格が安くコスパが良い。
エントリーモデルなら1万円台から購入できるため、「まずはキャンプを始めてみたい」という家庭に人気です。
✅ 3. 軽量で持ち運びがしやすい
ポール数が少なく、シンプルな構造のため重量が軽くコンパクトに収納可能。
車への積み込みや、自宅での保管にも困りません。
✅ 4. 耐風性が高く、安定感がある
ドーム型は球状のフォルムで風を受け流しやすく、耐風性に優れているのも強み。
高原や海辺など風の強いキャンプ場でも安心です。
✅ 5. 設置場所の自由度が高い
自立型構造なので、ペグを打たなくても形が維持できるのもポイント。(設営工程の途中)
地面が硬いサイトやウッドデッキ上でも設営が可能です。
最終的にはペグは必要です。(デッキなどでは紐で結ぶ方法もあります)
🔴 ドーム型テントのデメリット
⚠️ 1. 居住空間がやや狭い
天井が中央に向かってカーブしているため、室内の端が低く圧迫感を感じやすいです。
リビングスペースがないタイプが多く、「寝室専用」になるケースがほとんどです。
⚠️ 2. 雨天時の快適性が低い
前室が狭いモデルでは、雨の日に靴や荷物の置き場に困ることがあります。
リビングスペースを確保したい場合はタープ併用が必須です。
タープは別に立てる必要がありますので、労力と荷物が増えることは致し方ありませんね。
またドーム型はタープをくっつける状態になりますが、微妙な隙間が空くので、
強い雨などの時は少し漏れる場合があります。
⚠️ 3. ファミリーにはやや狭く感じやすいかも
4人家族以上になると、ドーム型1張りでは寝るだけでいっぱいになることも。
荷物の多いファミリーキャンプでは、2ルーム型に比べ快適性が劣ると感じる可能性があります。

私は初めのうちはドーム型のテントを使用していました。夫婦2人で4人用のコールマンのテントでした。ドーム型は中に入ると、見た目より空間は広く感じます。もちろん端の方はドームなので、高さが徐々に低くなるのは仕方ないですが、特に不便を感じることは無かったですね。そして入り口前にはタープを新たに設置して、リビングスペースをつくっていました。雨天での快適性はこれで解消です。
2ルームテント|ファミリーの定番。リビング一体型

ファミリー向けで人気No.1。
寝室とリビングが一体化しており、雨の日でも快適に過ごせます。
そのぶん収納サイズはやや大きく、車での移動が前提になります。
🏕 2ルームテント(ツールームテント)の定義
寝室(インナーテント)とリビングスペース(前室)が一体化した構造をもつテント。
一張りのテントの中に「寝る空間」と「くつろぐ空間」の2つの“部屋(ルーム)”があることから、「ツールーム(2ルーム)テント」と呼ばれます。
🟢 2ルームテントのメリット
✅ 1. 寝室とリビングを分けて使える
最大のメリットは、「寝る空間」と「くつろぐ空間」を分けられること。
家族で過ごす時間と、就寝時の空間を分けることで、
荷物を置いたり、子どもが昼寝したりと、自由度が高くなります。
→ 家族でゆったり過ごしたい人や、長期キャンプをする人にぴったり。
✅ 2. 雨の日でも快適に過ごせる
リビングスペースがあるため、雨天時でも外に出ずに食事や団らんが可能。
靴や荷物を濡らす心配も少なく、天候に左右されにくい点はファミリー層に大きなメリットです。
寝室部分とリビング部分が一体なので、雨漏りなどはしませんので安心です。
✅ 3. プライバシーを確保できる
寝室が区切られているため、着替えや子どもの昼寝時などにも安心。
家族同士でもプライベートを保てる構造です。
✅ 4. 居住性・快適性が高い
天井が高く、広い前室空間を活用できるため、
リビングのように椅子・テーブルを置いても圧迫感が少ないです。
家のように快適に過ごせる「第2のリビング」として使えます。
また荷物も置くことができるので、スペースを有効活用ができます。
✅ 5. 夏も冬も対応しやすい
通気性の良い構造や、フルクローズにできるリビング部分があるため、
季節に応じた温度調整がしやすいのも魅力です。特に春〜秋の3シーズンキャンプに最適。
🔴 2ルームテントのデメリット
⚠️ 1. 設営に時間と手間がかかる
構造が複雑なため、設営時間は20〜40分程度かかることもあります。
慣れれば問題ありませんが、初回は説明書を見ながらの作業になります。
できれば、キャンプに行く前に一度設営をした方がいいですね。
こう聞くと「面倒だな、キャンプ場でいいや」と思いがちですが、当日は長旅で疲れやチェックイン・周囲の状況・夕食の支度等早くしなければならないプレッシャーがかかり、余計に焦ってしまい、設営時に家族で多少のケンカになる可能性が高いですね。予習は必須です。
→ 風が強い日や夕方設営などは時間に余裕を持つのがポイント。
⚠️ 2. 重くて収納サイズが大きい
リビング部分がある分、生地やポールの量も多く、
重量は15〜25kg前後、収納サイズも大型になります。
車でのオートキャンプ向けで、徒歩や電車キャンプには不向きです。
⚠️ 3. 値段が高め
機能性が高いぶん、価格は3万円〜10万円台が主流。
初期投資が必要になりますが、快適さを求めるなら納得できる範囲です。
⚠️ 4. 設営スペースが広く必要
リビング+寝室という構造上、区画サイトではギリギリな場合も。
キャンプ場の区画サイズ(5m×8mなど)を事前に確認しておくことが大切です。
古いキャンプ場では2ルームテントがエリアに入らない場合がありますので、必ず電話確認することをお勧めします。

子供が出来てからは、しばらくドーム型のテントで過ごしていましたが、やはり4人と大型犬1匹になったので、狭くなり6人用の2ルームテントに買い替えました。確かにテントの重量は重くなりましたが、テント(寝室)とタープ(リビング)が一体となったので、テントを立てる作業でタープ部分も一緒に立てる事ができ、単純ではないですが、2回の作業が1回になった気分です。
特にリビング部分の高さもあるので、結構いい空間となりました。設営時間は慣れるまで30分程はかかります。(慣れれば15~20分程)
トンネル型テント|広くて快適だが風に弱い

半円状のフレーム構造で、内部が広く天井も高いのが特徴。
設営に慣れが必要ですが、家族で長時間快適に過ごせる空間を確保できます。
🏕トンネル型テントの定義
複数のアーチ状ポールを平行に並べて生地を支える、トンネル状のテント構造。
上から見ると筒(トンネル)のような形をしており、フレームを何本も弧状に立てて骨組みを作ることで、広い居住空間と天井高を実現しているのが特徴です。
🟢 トンネル型テントのメリット
✅ 1. 圧倒的な居住性と開放感
トンネル型の最大の魅力は、室内空間の広さ。
アーチ状ポールを平行に配置しているため、天井が高く、立ったまま移動できるモデルも多いです。ファミリーやグループで使っても窮屈に感じません。
→ 家のように快適に過ごせる「アウトドアリビング空間」を作れる。
✅ 2. 寝室とリビングの両立がしやすい
構造的に奥行きが長いため、前方にリビング・後方に寝室を設ける2ルーム構造を取り入れやすいです。これにより、一張りで「食事・休憩・就寝」が完結します。
→ 雨の日や夜でも快適に過ごせるため、ファミリーに人気。
✅ 3. 天候に左右されにくい設計
フライシートが地面近くまで覆うデザインが多く、
雨風を遮断しやすい構造です。
また、前後に大きな出入口やベンチレーションがあり、通気性も良好。
暑い季節でも結露が少なく快適です。
✅ 4. デザインがスタイリッシュ
美しいアーチラインが特徴で、キャンプサイト映えするフォルム。
SNSなどでも人気が高く、設営すると存在感があります。
「おしゃれキャンプ」や「映えるサイトづくり」にも最適です。
✅ 5. 複数人でも快適に過ごせる動線設計
トンネル状の構造でリビングから寝室までの動線がスムーズ。
子どもが動き回ってもぶつかりにくく、家族全員が快適に過ごせます。
🔴 トンネル型テントのデメリット
⚠️ 1. 自立しないため設営に時間がかかる
トンネル型はポールを並行に立てて立ち上げる構造のため、ペグやガイロープで固定しないと自立しません。風のある日は特に設営が大変で、慣れるまで20〜40分ほどかかります。
(ガイロープ:テントやタープを風で倒れないように固定するためのロープです。ペグと本体をつなぎ、安定性を高めます)
⚠️ 2. 風に弱い構造
横からの風を受けると揺れやすく、強風時には煽られやすいのが弱点。
風の通り道に設営しない、ガイロープをしっかり張るなどの工夫が必要です。
⚠️ 3. 重量と収納サイズが大きい
居住性が高いぶん、重量15〜25kg・収納サイズも大型になります。
車でのオートキャンプには向きますが、徒歩キャンプやソロには不向きです。
⚠️ 4. 価格がやや高め
構造が複雑なため、価格は5万円〜15万円台が中心。
高品質モデルは20万円を超えるものもあります。
初期費用がかかるものの、長期使用を考えればコスパは良好です。
ロッジ型テント|居住性トップクラス
「ロッジ型テント(Lodge Tent)」は、昔ながらのキャンプスタイルから続く伝統的なテント形状で、「家のような形」をしているのが最大の特徴です。
🏕 ロッジ型テントの定義
四角いフレームで骨組みを作り、屋根と壁を分けた“家のような構造”を持つテント。金属フレームで直線的に支えるため、天井が高く、壁が垂直に近い。
そのため内部の空間が広く、室内を最大限に使えるのが特徴です。
🟢 ロッジ型テントのメリット

✅ 1. 居住性が圧倒的に高い
ロッジ型は壁がほぼ垂直で、天井も高いため、
テント内の隅まで立って歩ける広さがあります。
ベッドや家具を置いても圧迫感が少なく、**“家のように過ごせる快適さ”**が魅力です。
→ ファミリーや長期キャンプ、グランピングスタイルに最適。
✅ 2. 通気性・採光性に優れている
大きな窓やベンチレーション(通気口)が複数あるため、
風通しがよく、昼間も明るい室内をキープできます。夏場の蒸れを防ぎ、快適な空間を保てます。
✅ 3. 安定感と耐久性が抜群
頑丈なスチールやアルミの直線フレームで支えるため、
強風にも強く、長期間設営しても歪みにくい構造です。
キャンプ場に据え置きで使う「常設テント」にも採用されています。
✅ 4. 家具の配置やデザインが自由
四角い空間なので、テーブルやチェア、ベッドを自由に配置できます。
内装をアレンジしやすく、グランピングや写真映えするサイト作りにも向いています。
✅ 5. 冬キャンプにも強い
幕が厚手で密閉性が高く、風の侵入が少ないため、
暖房効率が良く、冬でも暖かく過ごせる構造です。
🔴 ロッジ型テントのデメリット
⚠️ 1. 重くて持ち運びが大変
フレームが金属製でしっかりしているため、
総重量が20〜40kg前後とかなり重いです。
車でのオートキャンプが前提で、徒歩・バイクキャンプには不向きです。
⚠️ 2. 設営・撤収に時間がかかる
フレームを一本ずつ組み立てる必要があるため、
設営時間は30〜60分ほど。
一人では難しく、2人以上での作業が推奨されます。
⚠️ 3. 収納サイズが大きい
分解してもフレームと幕体がかさばり、収納スペースを取るのが難点。
家庭での保管場所にも余裕が必要です。
⚠️ 4. 価格が高め
高品質な素材を使用しているため、価格帯は10万〜20万円以上が主流。
コスパよりも快適性重視の方向けです。
⚠️ 5. 設営場所を選ぶ
平坦で広いスペースが必要なため、
小さい区画サイトや段差のある場所では設営が難しいです。
ワンポール(ティピー)|設営簡単。見た目が魅力

中心の1本ポールで立てるスタイル。
見た目もおしゃれでインスタ映えしますが、風に弱いというデメリットもあります。
デザイン性を重視したいファミリーにおすすめ。
🏕 ワンポール型テントの定義
中央に1本の支柱(ポール)を立てて幕体を支える円錐形または多角錐形のテント構造。
テントの中心にポールを1本立て、その上から幕を広げて固定するシンプルな仕組みで、
「ティピー(ティピーテント)」や「ベル型テント」もこの構造の仲間です。
🟢 ワンポール型テントのメリット
✅ 1. 設営がとても簡単
ワンポール型はポール1本を立てるだけで形になるシンプル構造。
慣れれば5〜10分で設営でき、初心者でも迷いません。
→ 「最初の一張り」にもおすすめです。
✅ 2. 軽量でコンパクト
ポールが1本しかなく、幕体もシンプルなため、軽くて収納サイズも小さいのが特徴。
車はもちろん、バイクや徒歩キャンプにも向いています。
✅ 3. 見た目がスタイリッシュ
三角錐や円錐形のフォルムが美しく、写真映え・サイト映えするデザイン性。
ナチュラル系サイトや北欧風レイアウトにもぴったりです。
✅ 4. 雨や雪がたまりにくい
斜面の多い形状のため、雨や雪が自然に流れ落ちやすいです。
屋根に水が溜まる心配が少なく、天候の変化にも強めです。
✅ 5. 暖房効率が良い(冬キャンプにも◎)
空気が上に流れる構造のため、ストーブや焚き火の熱がこもりやすく暖まりやすいです。
※テント内での火気使用には十分な換気と一酸化炭素対策が必要です。
🔴 ワンポール型テントのデメリット
⚠️ 1. 自立しないためペグ固定が必須
ポール1本で支えているため、ペグをしっかり打たないと立たない構造です。
地面が硬い・砂地・芝が浅い場所では設営にコツが必要になります。
⚠️ 2. 内部の端が低く、使えるスペースが少ない
側面が斜めに下がるため、端のほうは立てない・荷物を置きづらいという欠点があります。
人数に対して「見た目より狭く感じる」こともあります。
⚠️ 3. 強風に弱い
風を受けると全体が揺れやすく、風の方向によっては不安定になります。
設営時にはガイロープをしっかり張ることが重要です。
⚠️ 4. 雨天時の出入りがしにくい
入り口が斜めのため、雨の日は開けた瞬間に水が入りやすいです。
前室やタープを併用すると快適になります。
⚠️ 5. 中央ポールが邪魔に感じることがある
テント中央にポールが1本立っているため、動線の中心に障害物がある状態になります。
大人数で使う場合はやや不便。
以上代表的な5つのファミリーテントをご紹介しました。
自分の用途に合わせて選んで頂ければと思います。
選ぶ際は次のチェックポイントを考慮して下さい。
具体的にどのテントを買うか迷っている方はこちらも参考にどうぞ

後悔しないための7つのチェックポイント

キャンプ初心の初めてのテント選びは正直、完璧を求めると難しく感じるでしょう。
でもあまり完璧を求めすぎると、高額なテントになってしまいますので、初めてのテントはリーズナブルなものを購入することをお勧めします。
以下はテントを選ぶ際の目安としてご紹介します。
全て合致しているというよりも、はじめは最低2~3項目がクリアしているテントを選びましょう。
- 定員より余裕あるサイズ選び
- 設営のしやすさ(自立型・ワンタッチ構造)
- 耐風性・防水性(耐水圧2000mm以上)
- 通気性・結露対策(ベンチレーション)
- 重さと収納性(車載・運搬を想定)
- 季節対応(春〜秋/冬対応)
- ブランド信頼性・保証の有無
特に「防水性」と「通気性」は快適さを左右する重要ポイント。
雨上がりの翌朝も湿気を感じずに目覚められるテントを選びましょう。
初心者が失敗しやすいポイント

初心者の方にありがちなのが「安物買いの銭失い」ですね。
安価な物を買うとかえって損になるという意味のことわざです。
安い品物は、品質が悪いことが多く、すぐに壊れたり、修理や買い替えが必要になったりします。
その結果、結局は高い物を買うよりも費用がかさんでしまう、ということを戒める言葉です。
あまり安すぎるテントはやめておきましょう。結果次のようなことになりかねません。
- 「安さ」で選んで設営に時間がかかる
- リビングが狭くて雨の日に困る
- 収納が重すぎて運搬が大変
- 結露や通気不足で寝苦しい
まだ安くても安心なのは「ブランドテント」です。
特に初心者は「広さ」と「設営のしやすさ」を最優先に。
多少値が張っても、ストレスの少ないモデルを選ぶと長く使えます。
初心者におすすめの人気ブランドテント

私が個人的に初心者の方におすすめするブランドテントは、
①コールマン
②ロゴス
③スノーピーク
ですね。このブランドは私が今までに購入したテントブランドです。
真冬キャンプや冬山キャンプに行かない限りは基本安心して過ごせるテントです。
もちろん他のブランドが良くないと言っているのではありません。
他のブランドは知識や経験を積んでから自分好みのテントを購入しましょう。
| ブランド | 特徴 |
|---|---|
| コールマン | 初心者に優しい設計。価格と品質のバランスが良い。 |
| スノーピーク | 高品質で耐久性抜群。長期利用におすすめ。 |
| DOD | デザイン性と機能性を両立。SNSでも人気。 |
| ロゴス | 家族キャンプ向けに特化したモデルが豊富。 |
ブランドで迷ったら「販売実績」や「レビュー件数」を参考にするのも有効です。
ファミリーテントにおすすめのオプション・便利グッズ

居住空間として必要なテントやタープ。実はそれ以外に考えるべきことがあります。
無いと困りますので、必ずチェックシートに加えて下さい。
- グランドシート(底の汚れ防止・防水強化)
テント下にしくシートです。「テントの底面を保護する・浸水と湿気を防ぐ・浸水と湿気を防ぐ」等の効果があります。 - インナーマット(寝心地改善)
インナーマットは、テント内の床全体に敷くクッション性のあるシート(マット)で、テント泊の快適性を劇的に向上させるための重要なアイテムです。 - ランタンフックや電源コード(夜間の快適性アップ)
テントの天井の中央部分に設置するランタン掛けようのフックです。あるととても便利です。
実はまだまだあるのですが、最低限ですので、参考にして下さい。
【結論】家族のキャンプスタイルに合うテントが最適
キャンプを始めるにあたり、テント選びは楽しさの一つでもあります。
私が始めた時はインターネットは無かったので、本で調べたり実際の店舗に何回も通って検討したものです。
その時間もワクワクが止まらなかったことを今でも覚えています。
正直に言いますと、テント選びに多少ミスしても構わないと思っています。
何故なら、その様な経験が新たなキャンプライフの肥やしになるからです。
テントに限らず、キャンプ用品で「あれにすれば良かった」なんて沢山あります。
確かに「お金がもったいない」かもしれませんが、何より購入した商品の欠点を自分で補い、新しい商品を購入して、更なるレベルアップを図ることができるのです。
ただ、圧倒的に使えない商品を購入してしまうのだけは避けましょう。
この記事を読み終えたあなたなら、きっとその様なことは無いと思いますが…。
具体的にどのテントを買うか迷っている方はこちらも参考にどうぞ





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