一人暮らしでセミダブルを買って後悔。その訳とベッド選びのポイント

一人暮らし

私が学生時代に一人暮らしを始めた時、身体が大きいこともあり、広いベッドで快適な睡眠を得るためにセミダブルベットを購入しました。(ダブルベッドじゃないんか~い!…後でわかります)

しかし、数日後には初の一人暮らしでセミダブルベッドを買って後悔してしまったのです。

なぜなら、ベッドのサイズが自分の部屋に合わず、収納スペースも限られ、何よりも圧迫感を感じたからです。

更にマットレスの硬さや素材も自分に合わなかったため、不快感を感じることが増え「寝心地優先」を期待して購入したセミダブルベッドがあだとなり、後悔する結果となりました。

決して「セミダブルベッドがダメ」ということではありません。
「何も考えず適当にセミダブルベッドを購入してしまった」ということです。

しかし反対に一人暮らしでセミダブルベッドを購入する際の注意点を学びことができました。
このブログでは一人暮らしの時にセミダブルベッド購入で後悔した要因と、後悔しないための注意点をお伝えします。

この記事の内容と得られる情報
■部屋の広さとベットの相性が分かる
■セミダブルベッドのメリットデメリットが分かる
■一人暮らしでセミダブルベッドを買って後悔した理由がわかる
■後悔しないセミダブルベットの選び方がわかる

ベッドのサイズと各部屋のお勧め度を知っておこう

下記の表は各ベットのサイズと一般的な部屋に対してのお勧め度を表したものです。
ベッド選びの参考にして下さい。

〇はお勧め。▲は部屋の収納を考慮して考えて下さい。✖はお勧めしません

セミシングルベッドシングルベットセミダブルベッドダブルベッド
  80cm~90cm 97cm~100cm  120cm 140cm
長さ   195cm   195cm   195cm  195cm
6帖部屋
お勧め度
          
8帖部屋
お勧め度
          
10帖部屋
お勧め度
          
ベッドのサイズと各部屋のお勧め度を知っておこう

表をご覧になればわかると思いますが、6帖ではダブルベットはNG。セミダブルベッドは微妙な位置に来ています。では次にセミダブルベッドのメリット・デメリットについてお話しましょう。

セミダブルベッドのメリットデメリット

それではここからは「セミダブルベッドのメリットデメリット」についてお伝えしましょう。

  • セミダブルベッドのメリット
  • セミダブルベッドのデメリット

セミダブルベッドのメリット

シングルベットと比べて「広い」
今の一般的なシングルベッドのサイズは、幅が97〜100cmで長さ195cmです。

セミダブルベットのサイズは、幅120cm×長さ195cmです。横幅が約20cm程広くなるので、スペースに余裕を持ってゆったり寝れるサイズですね。

寝返りをよく打つ人や体格が大きい人には快適です。
彼氏や彼女が泊まりに来ても窮屈じゃない。シングルよりも密着度が低く、程よい距離感を保てます。

セミダブルベッドのデメリット

一番のデメリットは部屋が狭くなることです。
特に6畳以下の部屋では、ベッドが部屋の大半を占めてしまうことでしょう。

次に値段が高いことです。
ベッド本体だけでなく、マットレスやシーツもサイズが大きい分高くなります。

自分の部屋の広さや予算、睡眠の質や生活スタイルなどを考慮して、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。

それでは次にセミダブルベッドを購入して後悔したことについてお伝えします。

一人暮らしでセミダブルベットを購入して後悔したこと

それでは次に「一人暮らしでセミダブルベットを購入して後悔したこと」についてお伝えしましょう。

  • 部屋の広さに合わず後悔
  • 移動が困難で後悔
  • 収納スペースが限られてしまい後悔
  • ノイズや振動で寝心地が悪く後悔
  • 耐久性が低くかったので後悔

順に見ていきましょう。

部屋の広さに合わず後悔

当時8帖程度の広さの1ルームで一人暮らしをした時の話ですが、布団よりベッドにしたかったので、シングルかセミダブルで迷っていました。

さすがにダブルベッドは大きすぎると感覚的に感じていたので、シングルかセミダブルかの2択でしたが、私自身、体が大きいので頭の中はセミダブルを考えていました。

部屋はミニキッチンやシステムバス込みで8帖位なので、ベッドが入れるスペースは約6帖位になります。この時6帖あれば・・・。と何となく買いに行ったため、実際に部屋に入れるととても大きく、逆にベッド以外のスペースがとても狭くなってしまいました。

6帖の広さが一般的におよそ3.6m×2.7mくらいです。(京間や江戸間等で多少違う)
セミダブルベットの寸法は、一般的に幅120cm、長さ195cmです。(メーカーやベッドで多少変わります)部屋全体が約8帖位ですが、実際には6帖位のスペースに入れることになるので、大きな誤差が出てしまいました。これが何よりもミスの原因でした。本当に後悔しました。

移動が困難で後悔

そもそも広いマンションでは無いので、ベッドを搬入する際、

*エレベーターに入らず、階段で3階まで運んだ
*玄関が狭く(ベッドが大きく)搬入に苦労した
*部屋も狭いので、ベッドの置く位置が考えていたのと違う配置になった

もちろん搬入は業者さんがしてくれたのですが、とても時間が掛かりました。
傍で見ながら「シングルベッドにするべきだったかな?」と後悔していました。

収納スペースが限られてしまい後悔

正直、6帖の部屋にセミダブルベッドを置くと、収納スペースはとても厳しい状況になります。
サイズ等を考えてクローゼット等の収納スペースを確保すれば、空きスペースが結構無くります。
このことを承知の上で収納を考えることが必要です。

特にベッド自体に収納スペースが無い商品を選ぶと、収納に苦労します。
イメージは「部屋のほとんどがベッド」状態です。

ノイズや振動で寝心地が悪く後悔

ベッドのフレームやマットレスの品質によっては、寝返りや動きが激しい場合に、ノイズや振動が発生することがあります。

またベッドの硬さやマットレスの素材などの影響で熟睡できず、疲れや不快感を感じることがあります。快適性を確認することが重要です。

私が購入したセミダブルベッドは安かったので、ギシギシと音が鳴り、マットも少し固めだったので、初めは気にしなかったのですが、徐々に睡眠に影響してきました。

朝起きると体に少し痛み(肩が凝ったような感じ)を感じる時もあり、熟睡できない日も多々ありました。睡眠を邪魔するものはできるだけ避け、毎日のことですから、いいものを選びましょう。

耐久性が低くかったので後悔

先程「寝心地が悪く後悔した」と言いましたが、これはストレートに言いますと、商品が良くないということです。

商品が良くないとは、ベッドのフレームやマットレスの品質及び耐久性が低く、長期間使用することができず、短期間で交換する場合があります。耐久性にも注意を払うことも重要です。

これらの問題を避けるためには、購入前に慎重に検討し、必要な情報を収集することが大切です。お店で購入する時は必ず試してみることですね。

また通販の場合はできれば、店舗に同じ商品があるなら、一度店舗で試してみるのもいいでしょう。通販限定や、店舗に行けない場合は、レビューや口コミを参考にすることもおすすめします。

では次に後悔したことを参考に、セミダブルベッド購入のポイントをお伝えします。

セミダブルベッド購入のポイント

それでは次に「セミダブルベッド購入のポイント」についてお伝えしましょう。

  • セミダブルベッドは部屋の広さに合わせたサイズを選ぶ
  • セミダブルベッドを設置した時の収納スペースを考える
  • ベッドのマットレスを考える

それでは具体的に見ていきましょう。

セミダブルベッドは部屋の広さに合わせたサイズを選ぶ

出来れば部屋の広さに対して余裕のあるベッドサイズを選ぶのが理想です。
6帖の部屋にセミダブルベッドを置いて、空間が狭くてもいいと思うなら、それはそれでありかと思います。

でも私みたいに適当な想像で購入して、圧迫感を感じて後悔しないためにも,部屋の広さとセミダブルベッドの寸法を照らし合わせて、その他の家具を置くのかも含め、考えて購入する必要があると思います。

セミダブルベッドを設置した時の収納スペースを考える

セミダブルベッドを置くと確実に収納スペースは狭くなります。
これは現実ですので、受け入れる必要があります。

収納対策には次のことをお勧めします。

収納付きセミダブルベッド

収納が減るというのは現実です。セミダブルベッド自身に収納スペースがあるものを選びましょう。

そのスペースがあるか無いかでかなり違ってきますので、重要なポイントです。

そして家具を置く場合は、先にセミダブルベッドを設置してから、購入することをお勧めします。
順序が逆だと…。注意してください。

壁面収納の考え方

ハンガーラック

1ルームにセミダブルベッドを置くとやはり、部屋が狭くなる印象があります。
既存の収納も限られているので、先程収納付きベッドをお勧めしました。

その他にできることは部屋の壁面を利用した収納「壁面収納」も参考されるといいでしょう。
壁面に棚を付けたり、ハンガーラック等を設置したり。

作業は割と簡単で、効果も高いと思います。
是非ご参考にして下さい。

ベッドのマットレスを考える

ベッドのマットレスは体型に合わせたものを選ぶことが重要です。
一般的に体重が重い人は、体圧が分散されるような硬めのマットレスが適していると言われています。

また体重が軽い人は、柔らかめのマットレスが適しています。
また、余裕があるなら背骨のカーブに合わせた形状のマットレスを選ぶことも大切です。

自分の寝相に合わせる

横向きに寝る人は、肩や腰の部分に体重がかかるため、その部分をしっかりサポートするマットレスが適しています。

うつ伏せに寝る人は、胸や腹の部分が沈み込まないように、硬めのマットレスが適しています。
仰向けに寝る人は、全体的に支えるマットレスが適しています。

快適さを重視する

快適な眠りをサポートするためには、マットレスの硬さや柔らかさに加え、弾力性などを確認しておくことも重要です。また、体にフィットする形状や素材にもこだわるとより快適な眠りが得られます。

特に神経質な人は慎重に(丁寧に)マットレス選びにこだわって下さい。
以上のポイントを考慮して、自分に合ったマットレスを選ぶことが大切です。

眠りの質を向上させ、健康的な生活を送るために、しっかりと検討して選ぶようにしましょう。

まとめ

一人暮らしの部屋に適したベッドを選ぶことは、快適な生活に不可欠であると思っています。
何故なら、心地よい睡眠は毎日の生活には欠かせないものだからです。

セミダブルベッドを選ぶ場合は、部屋の広さや収納スペース、マットレスの選択に注意することが大切です。一人暮らしを謳歌するためにはベッド選びはとても重要な事柄です。

「寝れるなら何でもいいや」と思わずに少しこだわっては如何でしょうか。
一人暮らしでセミダブルベット購入で後悔しないために。

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