昨今のコロナ問題でアウトドアブームに火が付き、その中でも「キャンプブーム」が到来しています。そのブームには賛否両論がありますが、特に「キャンプでの見栄の張り合い」的な様なものを感じ、心を害している方もいるそうです。
もしあなたが「最近のキャンプは見栄を張る人が多くうざいな…」と感じているなら、一度その考えをリセットして、その発想を逆転してみてはいかがでしょうか。
きっと「うざい」と思っていた情報が自分の為になるはずです。
この記事では「キャンプは見栄の張り合い」と感じるあなたに、逆転の発想をしてもらい、
楽しいキャンプにして頂くために書きましたので、是非ご参考にして頂ければ幸いです。
この記事の内容と得られる情報
■他人の情報で気分を害するのは残念なことだとわかります。
■他人の情報は利益になるという「逆転の発想の方法」がわかります。
■目標を設定することで、他人が気にならないということが分かります。
「キャンプは見栄の張り合い」と感じないようにする逆転の発想とは
キャンプ用品をブランドで揃えたり、高価な道具を持っていたり、キャンプに来る車もかっこいいRV車で、服装もアウトドアブランドで決めている。
インスタグラム等のSNSではあちらこちらで、道具自慢、キャンプ飯自慢が横行!
この様なキャンパーを見ると「カッコつけている」とか「見栄の張り合いをしている」と感じてしまう。感じるだけならまだしも、だんだん腹が立って「キャンプらしいキャンプをしろ!」等と嫌な気持ちになってしまう方が増えているとか…。
他人の行動や持ち物等で、気分を害するのは少し残念ですね。
この様な場合は ”逆転の発想” で物事を考えると気持ちが楽になりますよ。
では逆転の発想をするとはとういうことなのか。それは「キャンプ場やその周辺はヒントのかたまり」と考えるようにしようということです。
キャンプに行くとテントやタープ、テーブル・イス、キッチン用具・ランタンと上げればキリがありませんが、様々な設備や道具を目にします。
私はキャンプに行くと他のキャンパーの設備や見るのがとても楽しみです。
必ず明るいうちと、夜と、2回以上は見て回ります。
それに加え地域のアウトドアショップがあれば、必ず来店します。
この様に積極的に情報を得ていくということです。
次は「逆転の発想」から、自分のキャンプがグレードアップするヒントがある場所についてお話いたします。
- ヒントがある場所①他人のキャンプサイト
- ヒントがある場所②炊事場
- ヒントがある場所③地方のアウトドアショップ
順に見ていきましょう。
ヒントがある場所①他人のキャンプサイト
明るいうちは、設備を見ます。テント・タープ・テーブル・イス、ガスバーナー等の調理機器。
そして変わった道具は無いか? 新しい商品は無いか? まだ知らない便利な道具は無いか?
等チェックしています。
またタープの中の配置等を見るのも楽しいですね。見える範囲ですけど…。
夕方は特に何系を食べているかとか、チラット料理をみたりします。
やはり他人様は「何を食べているのだろう」という好奇心が湧きますね。
そして夜になると明かりの灯ったランタン等を中心に観察しています。
特に大小を問わずランタンの明るさや色味をみます。
「あのランタンいいな、どこのメーカー?」この好奇心があれば、見栄の張り合いとは感じませんね。
この様に他人のキャンプサイトはキャンプのヒントがゴロゴロしています。
ヒントがある場所②炊事場
炊事場は他のキャンパーの調理器具や食器類を見ることができます。
ここでも大きなヒントがあります。
私が大人になって家族とキャンプを始めたころ、食器類は「コッヘル」(一つにまとまったコンパクトな食器類。主に登山者に人気)を使用していました。
理由はコッヘルがキャンプらしいのと、食器類が小さくまとまっているからです。
しかし、ある時洗い場で、少し小さめのフライパンや鍋を洗っているのを見て「確かにコッヘルもいいけど別に、普通の調理器具でも問題ないな」と感じました。
キャンプだからキャンプ用品しかダメ、ということではないと思いましたね。
それ以来調理用具は家庭で使用する調理用具を持ってい行くことにしました。
食器類もカッコいいブランドものを仕様しているキャンパーも多々います。
デザインや使い勝手を中心に拝見させて頂きます。
(ちなにみ当時のお皿は「紙皿」を使用。使用後捨てることができるからですね。)
その甲斐あって今では少し大きめの四角い皿で、仕切りが付いているプラスティック製の皿を仕様しています。
ヒントがある場所③地方のアウトドアショップ
私はよく長野県に行くのですが、白馬等にはスノーピークランドやパタゴニア、NORTH FACE,好日山荘等有名どころのアウトドアショップや地元のお店なども結構あります。
都市のお店とは少し違い雰囲気があります。
現地で見るアウトドアショップは、今まさにキャンプ中なので求めているものがより具体的になり、とても参考になります。気分あがりますよ。
新商品も豊富にありますし、逆に「これ何?初めて見る」等、掘り出し物に出会う場合も多々あります。
逆にあなたが「キャンプで見栄の張り合い」に参加する羽目になるかもしれませんね。
この様にキャンプ場やその周辺には実際に他人の道具や料理、アウトドアショップ等で新商品を見る機会が往々にしてありますので、とても参考になります。
自分自身のキャンプを更に進化させたいと思うなら、まさにキャンプ場やその周辺等はヒントのかたまりです。
ところで皆さん、SNSの情報をうらやましいとか、うざい、と思っていませんか?確かに一瞬思うかもしれませんが、そこも逆転の発想で、アイデアをもらっていると考えてみてはいかがですか。
SNSはアイデアの宝庫ですよ!
SNSで他人をうらやましいと思うより、アイデアを取り込もう
実際にキャンプ場に行かなくても今では、他人のインスタグラム等のSNSでキャンプ風景やキャンプ飯等を見ることができます。
捉え方によっては「カッコつけすぎ?」「そんなものまでインスタに乗せる?」等、否定的に思う方もいるかと思いますが、実はインスタグラム等のSNSはヒントの宝庫なのです。
SNSはヒントの宝庫
・料理のアイデアが広がる
・キャンプギア選びの参考になる
・キャンプ場選びの目安となる
このようにいいことが沢山あります。
またインスタのいいところはキャンプ飯等をしっかりと拝見できることです。
実際のキャンプ場では、じろじろ見ることはできないので、スマホで参考にできることは、メリットでしかありません。
他人のインスタを見て「キャンプ飯自慢をしている」とか「道具でマウントとっている」と捉えず、こんなメニューもあるのか。こんな場所のキャンプ場もあるのか。等、自分たちのキャンプのアイデアにして下さい。
そして他人が使っているキャンプ道具等が高価な場合は、あなたの次の目標にするという考え方もありますよ。
他人の高価な代物は、素直に目標としよう
他人様が高価なキャンプ設備を使用していると、初めは「いい道具をひけらかしているな」と、嫉妬に近い感情でしたが、それも徐々に「お金が貯まったら、あのブランドのテントを購入しよう!
あのランタンを買おう。テーブルはあれにしよう。等逆に目標にする様にしました。
目標にすることで、他のキャンパーに対するねたみや嫉妬はすっかり消えて、他人を参考にして更に自分自身のキャンプを充実できるように努力しました。
お陰様で今では毎度楽しいキャンプをしています。
私が初めてキャンプを始めた時は中学生の時で、道具としてはオレンジ色のテント一つと飯盒(はんごう)2つと割りばし、水筒、懐中電灯でした。
移動手段はもちろん「自転車」ですね。それが私のキャンプの始まりです。
実は子供のころ親とキャンプをしたことがありませんでしたので、独学でキャンプをしていました。
それから大人になってそれなりにキャンプ道具を揃えましたが、キャンプをするたびに他人の設備を見て、いいところを次回のキャンプに生かすという繰り返しでした。
結局は他人は他人なので、自分のキャンプを充実させ、楽しむ姿勢が大切です。要は他人のキャンプを見て、惑わされないことも必要です。
他人に惑わされない心
「隣の芝生は青い」この意味は「他人の持ち物は良く見える」ということわざですね。
このことより昔から人は「他人を気にする」傾向にあります。
しかしあまり他人を気にしていると、正直キリがないように思います。
では他人を気にしないようにするのはどうすればいいのでしょうか?
気にしない方法を次のようにまとめました。
- 他人と自分を直ぐに比較するのはやめる
- 自分自身に自信を持つ
- 目標を立てて行動する
具体的に見ていきましょう。
他人と自分を直ぐに比較するのはやめる
キャンプに限らず、何でも他人と自分を比較せず、現在の自分の状況を正確に把握する。
そして努力するべきことはする。そのままでいいなら、他人を気にしないことに心掛ける。
自分自身に自信を持つ
他人をうらやましいと思うのは、少なからず自分に自信がない場合があります。
「他人は他人。自分は自分である」と根拠が無くてもいいので、もっと自信を持って生活する。
目標を立てて行動する
目標があってその途中なら、他人より劣っていても、それは問題ありません。
何故なら「目標はもっと高いところにある」と確固たる信念があるからです。
目標を立てて行動すると、結構いいですよ。
キャンプで言うなら、他人の設備と自分の設備を比較せず、自分スタイルで自分の置かれた範囲で120%楽しみ、最終はあのブランドの設備で全て揃えるという大きな目標を持ってキャンプを楽しんではいかがでしょうか。
きっと他人を気にする暇もなくなることでしょう。
そして何のためのキャンプなのか。誰のためのキャンプなのかをもう一度考えれば、おのずと答えが見えてくることでしょう。
まとめ
キャンプは自然の中で楽しんで学ぶスポーツではないかと私は思っています。
特に設備の整っていない時代からキャンプをしてきているので、今のキャンプ設備は、天国な様なものです。(少し大げさですが…。)
「キャンプは見栄の張り合いと感じるあなた! 逆転の発想をしてみよう。
をテーマに記事を書きましたが、キャンプにこだわらず、家でも、車でも、バックや服などのブランド品でも、単純にお金がある人は元より、お金が十分に無かっても、ブランドにこだわりがある人は購入するものです。
また、それをSNSで披露していても、元来SNSはその様な場である傾向が強いことから、何ら問題はないと考えるべきでしょう。
後は見る人の感じ方ではないでしょうか?
腹立たしく感じるか、参考になると捉えるかはやっぱり見る人次第ですね。
ポジティブに捉えて行きましょう! きっとその方が得策だと思います。
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