バス釣り秋のおすすめルアーのご紹介。ハードルアーの特性を知ろう

バス釣り・釣り
出典:写真AC

バス釣りは年間通じて楽しめるスポーツフィッシング。
季節ごとにバスの行動パターンが変化し、捕食パターンも変わります。

バスを釣るならバスの行動パターンにあったルアーやアクションをすると、釣れる確率が上がるというもの。

秋のブラックバスは動くものを積極的に追いかける習性がありますので、ハードルアーの出番です。ハードルアーにもいろいろありますが、あなたはどのルアーをチョイスしますか。

スピナーベイト? クランクベイト? ミノー? どこで何を使うかで釣果が変ります。

この記事では秋バスの行動パターンを知って、釣れる確率が上がるルアーの紹介をします。

この記事を読んで欲しい方
①バス釣り初心者の方
②秋のブラックバスの行動パターンを知りたい方
③秋のブラックバスに適したルアーを探している方

バス釣り秋のおすすめルアー

秋のブラックバスは活発で捕食活動が積極的です。
そして「巻物ルアー」が特に有効になります。

では具体的な巻物ルアーとはどのようなルアーなのでしょうか?

こちらでは初心者の方に分かりやすい王道の巻物ルアー(ハードルアー)をご紹介いたします。

  • スピナーベイト
  • クランクベイト
  • バイブレーション
  • ミノー
  • シャッド

では順に見ていきましょう。

スピナーベイト

スピナーベイト

「スピナーベイト」略して“スピナべ”このルアーを初めて見た時、こんなルアーで本当にバスが釣れるのだろうか? と心の底から思いました。

しかし約20年前のバス釣りの本でもスピナーベイトは釣れると書いてあったので、それを信じて購入。とにかく投げて巻いてを繰り返して、結果釣れました。

実はそれこそが私が初めて釣ったブラックバスとなりました。

スピナべはバスが小魚の群れと認識しているのではないかという説が高く、
迷ったらスピナべをキャストするべきとも言われています。

スピナーベイトにはウィローと呼ばれる金色や銀色のブレードが1つタイプや2つタイプのものがあります。初めて購入する際は少し小さめで軽めのスピナべが無難だと思います。

また今ではスピニングリールで投げられるスピナべもありますので、ベイトリールのタックルがまだ無いという方は、スピニングタックルでも使用できるスピナーベイトをお勧めします。

朝夕のマズメ時には表層付近。日中の晴れの日には中層付近にキャストしてみましょう。
下記はスピナーベイトの記事です。ご参考にして下さい。

クランクベイト

クランクベイト

デザインが可愛らしくユーモラスなクランクベイト。
このルアーも必需品ですね。

このルアーは釣具屋に行くと、各メーカーが競って売っているので沢山あります。

購入時クランクベイトで気を付けることは、同じように見えても、潜行深度
(レンジ:簡単には水深・深さ)別で販売されているので、間違って購入しないことです。

潜行深度(レンジ)とはルアーを一定速度で巻いた時、その巻く力でルアーがどれくらい潜るのかということです。

レンジ(潜行深度)の種類には

  • シャロークランク(水深1.5m程度)
  • ミディアムクランク(水深1.5m~3m程度)
  • ディープクランク(水深3m以上)

等があり、釣り場での水深と狙うレンジで決めます。

表層付近を狙うのにディープクランク(水深3m以上)をつけても、狙いどおりではないですね。
もちろん狙いどおりでは無かったけど釣れることも多々ありますが…。

自分がこれくらいの水深にいるだろうと思ってそれに適したルアーをキャストして釣れることが、
バス釣りの醍醐味
ですからよく考えてルアーを装着する必要があります。

バイブレーション

バイブレーション

バイブレーションは一言でいうと「リアクション効果の高いハードルアー」と言えるかもしれません。

バイブレーションはリップがない分、空気抵抗が少ないので遠投ができます。また水の抵抗が少ない分クランクベイトやスピナーベイトとより早くリトリーブできます。(巻くことができる)

ブラックバスにはルアーを認識させることなくリアクションバイト(反射的に捕食)を誘うこともできます。

バイブレーションにはジャラジャラ・ガラガラとラトル音出すタイプやサイレント(無音)タイプがあります。

特にバイブレーションはサーチベイト(調べる)とも言われています。

どこにバスがいるかわからない場合、とにかくラトルサウンドが出るルアーを遠投してリトリーブ(巻く)を繰り返します。

そしてどこかでバイト(あたり)が出たら、
場合によってはバイブレーションのサイレントにルアーチェンジするなど、多様な使い方ができます。

ミノー

ミノー

次にご紹介するルアーは「ミノー」。最も魚らしく見えるルアーの一つ。
このミノーの名称ですが、ジャークベイトとよく言われます。

この2つのルアーは「ミノー=ジャークベイト」のようになっていますが、厳密に言うと少しだけ違うのです。

ミノーの中にジャークベイトがあると理解してください。
ジャークとはロッド(竿)を上下や水平に動かしてルアーにアクションを付けて釣る釣り方です。

ジャークベイトはこの動きに特化したミノーの中のルアーです。

ですからミノールアーの中にはこのジャークにあまり適しないミノーがありますので、
「ミノー=ジャークベイト」ではないですよということになります。

でもミノーのことをジャークベイトと言っても間違いではありません。

さてミノーですが大きく分けると、止めると浮いてくる「F」フローティングタイプと
リールを巻くと沈む「SP」サスペンドタイプ
があります。

水温が20度以上の暖かい時はフローテイングタイプ。
低水温の時はサスペンドタイプを使用するのが一般的です。

シャッド

シャッド

個人的はこの「シャッド」がお勧めです。
シャッドはミノーとクランクベイトの中間に位置する様なルアーであると思います。

ミノーとクランクベイトの長所を兼ね備えたルアーと言っても間違いではないでしょう。

とても使い勝手よく季節を問わず活用できます。
紹介は5番目にしていますが、個人的にはこのシャッドがお勧めです。

秋にお勧め!ソフトルアーの仕掛け(リグ)

ここでは「ソフトルアー」を使った仕掛け(リグ)を紹介しましょう。
しばらくバス釣りをしている方はもうご存知でしょうが…。

ご紹介するリグはご覧の通りです。

  • ダウンショットリグ
  • ネコリグ
  • 「ジカリグ」ゼロダン

順に見ていきましょう。

ダウンショットリグ

まずは定番のダウンショット。この仕掛け(リグ)は本当に定番中の定番です。
一昔前は
困ったときのダウンショット。
ボウズのがれのダウンショット。
等、その信頼性は高いリグ(仕掛け)で、大変重宝
しています。
秋にお勧めですが、一年中OKです!

ネコリグ

この「ネコリグ」も効果大ですね。
バス釣り初心者の方はどうしてもベイトリールより、スピニングリールでの釣りが多くなるものです。
(私は未だにスピニングリールの割合が多いですね(笑))

スピニングリールでワームを使用する時、先程のダウンショットと同じくらい使用する割合が高いのは、この「ネコリグ」でしょうか。(個人の好みにもよりますね)

少なくとも私はダウンショットとネコリグの二刀流ですかね。(大したことはありませんが…)
とにかくネコリグも良く釣れます。

ただ釣り場所によりますが、ダウンショットと比べると、少し根がかりが多いと思います。

「ジカリグ」ゼロダン

次に琵琶湖のプロガイドが発案したとされる「ジカリグ」ゼロダンとも言いますね。
こちらはフックに(針)直接シンカー(おもり)を取付けたリグです。

これらは「落とし込み」と言い、晴れた日で無風の時に効果があるとされます。

秋のバス釣りパターンとは

バスがよく釣れる季節で特に熱い季節が「秋」。(とよく言われます)
理由は一般的に水温が20度前後になり、ブラックバスにとっては適水温になるからです。

適水温になるということは、バスが最も心地よくまた動きやすく、えさの捕食活動が更に活発になるからです。

捕食活動が活発になるとどうなるのか。
それは特に動くものを積極的に追っかけて捕食することにつながります。

だからバス釣りを始めた方もよく聞いたことがあると思いますが「秋は巻物」という言葉です。秋はハードルアーが特に熱くなるのです。

秋のブラックバスのパターン

一般的には秋バスのパターンは

*晴れの日の日中は影か底に潜んでいることが多い。
*曇りや雨の日、風の出ている日は表層から中層にいることが多い。
となります。

朝夕ののマズメ時を狙う

また晴れの日の朝夕のマズメ時は表層付近をトップルアーやスピナーベイト等で早く巻くと、釣れる可能性が上がると言われます。

マズメ時…マズメ時には朝と夕方の2回があります。

朝マズメは夜明けから日の出までの前後1時間程度の時間帯。


夕マズメは日没前後の1時間程度の時間帯と言われます。

またこの時間帯はブラックバスに限らずどの魚種でも釣れる確率が上がる時間帯です。
この言葉は釣り人なら誰でも知っている言葉なので覚えておきましょう。

まとめ

一般的に秋はバスの活性があがり、積極的にルアーにアタックしてきます。

「バス釣りはワーム専門」というアングラーも割といるようですが、
(初心者時代は私もワームしかしていませんでした)

ハードルアーにヒットする瞬間はとても気持ちのいいものです。

ワームとはひと味違う感触がありますので、
ぜひこの秋にハードルアーにチャレンジして頂ければと思います。

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