せっかくの休日、期待を胸にフィールドへ足を運んだのに、ノーバイト・ノーフッシュで終わってしまうと、本当にがっかりしますよね。
「もうバス釣りなんてやめてしまおうか…」そんな風にさえ思ってしまうかもしれません。
私も長年バス釣りをしておりますが、7~8年位前に16釣行連続ボウズというのがありました。
当然バス釣りの経験もあり、それまでは普通に釣果もありましたが、その期間は何をやっても釣れなかったですね。その時は本当にもうやめようかとも思いました。
その釣行では息子と行っていましたが、息子は16回の釣行でそれぞれ2~3匹は釣っていました。私だけ釣れなかったのです。本当にバス釣りは不思議なものです。
しかし今でもバス釣りはしています。
理由は、バス釣りの魅力は、釣れた時の喜びだけでなく、自然の中で過ごす時間や、魚との駆け引きを楽しむことにもあるからです。
とはいえ、やっぱり釣れた方が断然楽しいですよね!
そこでこの記事ではバス釣りで「どうしても1匹釣りたい!」という時のために、実績の高いおすすめワームを厳選してご紹介します。
これらのワームがあれば、きっとあなたもバス釣りの楽しさを再発見できるはずです。
ちなみに、このワームのおかげで、かなりボウズが減りました。
是非ご参考にして下さい。
この記事の内容と得られる情報
①釣れない時にはその理由を分析する大切さがわかる
②釣れるワームがわかる
③バス釣りの楽しさが分かる
1匹釣るための渾身のワームのご紹介
ひとそれぞれですが、釣りをしにきて“ボウズ”はやはり嫌なものです。
できれば1匹は釣っておきたいですね。
その様な時に自分なりの “とっておきの切り札” を用意しておく方法は如何でしょうか?
その切り札は何でもいいのです。
次は私が最終兵器として使用しているワームをご紹介しましょう。
- ボトムアップM.P.S 2.4(ボトムアップ)
- フリックシェイク(ジャッカル)
- スパテラ(一誠)
- スイングインパクト(keitech)
順に見ていきましょう。
ボトムアップM.P.S 2.4(ボトムアップ)

私の場合は「ボトムアップM.P.S 2.4」を使用してのサイトフィッシュやダウンショットですね。
このソフトルアーは小さいので、10cm位のコバスから50cmアップのビックバスまで釣れます。
何よりも食いがいいですね。困った時の最終兵器として私は使用しています。
何よりも最終兵器があると「まだ釣れてないけど、最終兵器があるから安心」という具合に、
心に余裕ができるのがいいかと思っています。
何でもいいのであなたの「最終兵器」を作っておいてください。
フリックシェイク(ジャッカル)

★ジャッカル:フリックシェイク 2.8inc・3.8inc ・4.8inc (まだ大きめサイズはある)
このフリックシェイクは、ストレートワームにカーブを加えるというアイデアから、複雑で魅力的なロールアクションでバスを引き寄せます。
振動させる際だけでなく、沈下中にも、両端から生じる微細な揺れが、ビッグバスの興奮を引き起こします。
特にネコリグでその力を発揮します。私も個人的によくお世話になっています。
ワームで釣る時はまず初めに使います。高確率で釣れてくれます。
スパテラ(一誠)

★一誠:スパテラ3in・4in・5iin
このスパテラも強力な武器になります。
何故か他メーカーのストレートワームとは釣果が違うように思います。(個人的な感想です)
先程のフリックシェイクがネコリグなら、このスパテラはダウンショットで釣ります。(他のセッティングもあります)
こちらも高確率での釣果が期待できます。
本当に助かっています。
スイングインパクト(keitech)

★keitech:スイングインパクト2in
スイングインパクトは小さいですが、テール部分が大きく、アピール度が高いですね。
私の場合はフリックシェイクやスパテラが不発の時に使用する機会が多いです。
テキサスリグやダウンショット等で使用しています。
“ボウズ”はつまらない。心が折れる
私は釣りに行くときは「今日は40㎝upを釣ろう!」とか「今日は10匹以上釣ろう」等と何気なく目標を立てて釣りに出ます。皆さんも同じではないでしょうか?
恐らく、その様な目標を立てることは悪いことではないと思います。
誰しもが釣りに行くなら釣りたいと思うのはごく普通のことですね。
しかし現実は常に非情です。
釣れる可能性が “大“ な朝マズメの時に全く釣れず、バイトも無い。時間ばかりが過ぎていく。
その後午前中もバイトが1回だけ。
お昼ご飯を食べて、午後から釣りをするが、全く釣れる気配が無い。
私は午前中に1匹も釣れない時は、頭に “ボウズかも” がうっすらと浮かんできます。
そして結局ボウズ。
AM6:00~PM6:00まで釣りをしていたので、本当に今日は何をしに来たのかと…。
心が折れますね。そして釣りをしばらくしないと心の中で思います。
でも何故釣れなかったのかはとても気になります。
一応自分なりに思い起こして「釣れない理由」を分析しています。

ちなみに釣りで1匹も釣れない状態を何故「ボウズ」というのか。
所説あるらしいのですが、お坊さんの頭に髪の毛が1本生えてない状態だとか…
その状態を「もう毛が無い➡儲けが無い➡ゼロ=ボウズ」というらしいです。
いずれにしてもお坊さんに失礼ですね。
釣れない理由を分析する

バス釣りに行って釣れないのは、非常につまらない。これは事実ですが、何故釣れなかったのが不思議です。当然何らかの理由があるはずです。
次は釣れなかった理由を考えてみました。
- 場所の選択
- キャストする場所の選択
- ルアーやレンジの(深さ)選択
- 「絶対釣ってやる!」と強く思い過ぎていなか
具体的に見ていきましょう。
場所の選択
まずは釣り場所の選択は良かったのか?を考えてみます。
前日に雨が降って、水が変に濁っていなかったか。
日によって釣れる場所も変化します。昨日は釣れていても、今日は釣れてない等の現象は多々あります。バイトが無い、非常に少ない場合は早目の場所移動が必要です。
また、水が濃い茶色に濁っている(濁流の後)場合、確率0とは言いませんが、やはり釣れにくいのは事実です。
キャストする場所の選択
次にキャストする場所の選択を考えてみます。
ウィードエリア。岸際。ブレイク等を狙っていたか。
ただ、ただ、キャストしているだけの状態になっていなかったか。
始めは基本に忠実にキャストしていても、時間が経つにつれ、少しずつおろそかになり、目標物を狙わずにキャストしているだけになっている場合もあります。
特に初心者や経験の浅い方は注意して下さい。
ルアーやレンジの(深さ)選択
更に考えてみるのは、ルアーやレンジ(深さ)の選択
同じルアーを長時間使用していなかったか。
レンジ(深さ)も変えてキャストしていたか。
釣れないのに同じルアーを長時間使用してもやはり釣れない可能性は大きいです。
釣れない時こそ、頻繁にルアーをチェンジして、少しでも釣果を狙いましょう。
ルアーのチェンジと同様にどのレンジ(深さ)にバスがいるのかを想像して、同じ深さのところばかりで釣りをしないようにしましょう。
「絶対釣ってやる!」と強く思い過ぎていなか
割とある「絶対釣ってやる!」と強く思い過ぎていないか。ということ。
釣れなくなってくると、
焦る➡キャスト時に余計な力が入る➡リールを巻く速度が不必要に速くなる
➡ルアーの特性が発揮できない➡キャストが雑になる➡釣れない➡焦る
この様な負のスパイラルに入っていないか。
あまり「絶対釣ってやる!」と強く思い過ぎると、知らず知らずのうちに肩に力が入りすぎて、キャストやルアーの動きが雑になりがちです。これも注意すべき点ですね。
この様な時は釣りをすること自体を楽しんだり、釣り場所の自然を楽しむ等、バス釣りを楽しむための思考を少し変えて、冷静になるのも一つの方法です。
それでもボウズになってしまった時は残念ながらそれが釣果になりますので、受け入れて下さい。
でも「つまらないからやめる」という選択はできればしてほしくないですね…。
「つまらない=やめる」でいいのか?
よく聞く話ですが、何かを始めて上手くいかないことが続くと、直ぐにやめてしまう方がいます。
バス釣りに関わらず何をしていても上手くいかないことはあるはずです。
少し上手くいかないことがあっても諦めずに続けてほしいですね。
やめることはいつでもできます。続けているときっといいことがあるはずです。
しかしなかなかルアーで釣れないと、バス釣りもタフに感じられますよね。もし「バス釣りはやめようかな?」と考えてしまったら、そんな時は、生き餌を使った釣りを試してみてはいかがでしょうか? ルアーとは異なるアプローチで、きっと新しい発見がありますよ。
固定観念を一新! 生き餌釣りの魅力
「生き餌」を使う? それって“バス釣り道に反するのでは?”と昭和の頑固なおじ様の様な意見をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。(笑)
でも生き餌を使ったバス釣りには、ルアーフィッシングにはない独自の魅力があります。
もしバス釣りに心が折られそうな時には、一度お勧めします。メリットをまとめましたのでご覧下さい。
- 高い食いつき率: バスは本能的に生き餌を捕食対象として認識します。そのため、ルアーに見向きもしないバスでも、生き餌には高確率で食いついてくることが多いです。特にプレッシャーの高い釣り場や、活性の低い時期にはその効果を実感できるでしょう。
- 自然な動きで誘う: 生き餌は水中で自然な動きをします。この不規則で予測不能な動きが、バスの警戒心を解き、バイトを誘発します。弱った小魚や、逃げ惑う虫の動きは、ルアーでは再現しにくいリアルなアピール力を持っています。
- シンプルなタックルで楽しめる: 生き餌釣りは、特別なテクニックや高価なルアーがなくても十分に楽しめます。シンプルな仕掛けで手軽に始められるため、ルアー釣りに疲れてしまった時や、お子さんと一緒に釣りをする際にもおすすめです。
大体は自分の「切り札」で何とかなるのですが、本当にどうしようもないフィールドと出くわす場合もありますので、その時は生き餌を釣りを試すのもいいと思います。
バス釣りはやっぱり楽しい

これも経験上の話ですが、バス釣りに関して言えば、釣りを続けていれば、いずれビックバスは釣れます。それも予期せぬ時に…。(特にボ~としている時が多いです)
狙っても釣れない時の方が多いですが、狙って無いのに釣れることもあります。
バス釣りってプロやセミプロ以外はおよそ,その様なものです。
だからやめられないのかもしれませんね。
だから楽しいのかもしれませんね。
まとめ:バス釣りで釣れないとつまらない?1匹釣るための渾身ワームのご紹介
何回も言っていますが、“ボウズ”はつまらないですね。
「釣れないはつまらない」を前提で話しますが、実はボウズも釣りの一環では無いでしょうか?
理由は,釣れなくても「釣りはしている」からだと思います。
バスフィッシングはもともとスポーツなのです。
自然を感じ、バスとの知恵比べ、そしてファイトを楽しむ。
その様な中に “ボウズ” があってもいいのではと最近思います。
でもやっぱりボウズはいやですね。矛盾していますか?
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